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WEB — Webサイトの基礎

ドメイン・サーバー・DNSの役割を分けて理解する

ドメイン・サーバー・DNSの役割を分けて理解するのアイキャッチ

サイトを直すとき、ドメインの契約画面とページを公開する画面が別にあることがあります。名前を管理する場所、内容を配信する場所、接続先を案内する仕組みを分けて把握します。

この記事の目次

ドメインは名前として見る

ドメイン名は、サイトやメールなどで使う名前です。取得しただけでHTMLが公開されるわけではありません。登録を管理する事業者と、更新期限を確認して記録します。

ホスティングは内容の配信を担う

HTMLや画像を置いて配信するサービスがホスティングです。管理画面でファイルを公開した状態と、独自ドメインから見られる状態は別の確認になります。サービス付属の確認URLと独自ドメインの対応を整理します。

DNSは名前の問い合わせに答える

DNSはドメイン名に対応する情報を返します。Web向けの接続先だけでなく、メール用の情報なども持ちます。サイト移転のつもりで関係のないレコードを消すと、別の用途に影響する可能性があります。

管理先を一枚にまとめる

以下は運営メモの項目例です。パスワードや秘密情報そのものは書かず、管理先と担当を記録します。

  • ドメイン登録:利用事業者と担当者
  • DNS:現在有効な管理サービス
  • ホスティング:公開プロジェクトと担当者
  • 確認先:本番URLと更新手順の場所

不具合が起きたら、まずどの役割の問題かを切り分けてから設定を変更します。

ドメイン名をDNSで問い合わせ、配信先から内容を受け取る
ドメイン名をDNSで問い合わせ、配信先から内容を受け取る
画像を選ぶと拡大できます。
  1. ドメインはサイトやメールに使う名前です。
  2. DNSは、その名前に対応する情報を返します。
  3. ホスティングはHTMLや画像などの内容を配信します。

同じ会社で契約していても役割を分ける

ドメイン、DNS、ホスティングが一つのサービスにまとまっていると、別の役割であることを意識しにくくなります。しかし、サイトを移すときや担当者が変わるときには、何をどこで管理しているかが必要です。同じログイン画面にあることと、同じ設定で動くことは分けて考えます。

住所の名前、案内する情報、実際に置かれた内容というように役割を分けると、「ページの文章を直したい」のにDNSを触る、といった取り違えを避けやすくなります。問い合わせる際も、ドメインの更新、DNSの応答、公開したページのどれについて困っているかを説明できます。

サイトだけを別の公開先へ移す例

メールは現在のサービスで使い続け、Webサイトの配信先だけを替える場面を考えます。最初に新しい公開先でページの内容を確認し、独自ドメインを結び付けるための公式手順を調べます。次に、現在有効なDNS管理先で、Webに関係する設定とメールに関係する設定を見分けます。

ここでドメインの登録先まで必ず変える必要があると決めつけません。移したい役割と、そのまま使う役割を一覧にします。実際の変更前には以前の設定と戻し方を残し、変更後は独自ドメインでの表示を確認します。メールを変更しない計画なら、その利用状態も確認対象に含め、サイトが見えることだけで全体を完了にしません。

症状から担当の入口を選ぶ

困っていることまず確認する管理先
ドメインの更新案内が届いたドメイン登録と契約の管理先
独自ドメインの接続先を変えたい有効なDNSと公開先の設定
ページの文章が古い原稿とホスティングの公開状態
メールだけ使えないメールサービスと関連する設定

この表は原因を確定するものではなく、調べ始める場所を整理するものです。問題が複数の役割にまたがることもあるため、確認したURLや結果を記録して担当者間で共有します。管理メモには秘密の値を貼らず、正しい手順や保管先へたどれる情報を残します。

参考リンク