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The KeyBoard — スマホのターミナルのための、キーボード
スマホから SSH で Claude Code や Codex を動かそうとすると、最初につまずくのはキーボードです。標準キーボードには Control も Option も Command もなく、Ctrl+C ひとつ打つのに隠れたメニューを探すことになる。The KeyBoard は、ターミナルに必要なもの全部を「キーの上」に載せた Android キーボードです。
どんな道具か
見た目は Mac の US 配列そのもの。Esc、Tab、Caps Lock、fn、矢印まで、ANSI 配列を Magic Keyboard の実寸比率で並べているので、Mac に慣れた指がそのまま場所を覚えています。それでいて普段使いのメッセージ入力も日本語でこなせる、二刀流のキーボードとして設計されています。
できること
- キーとして振る舞う修飾キー — ⌃⌥⌘ をタップすると次の1打に効き、ダブルタップでロック、押したままなら物理キーボードと同じ。Android の標準キーイベントに meta state を載せて送るため、ターミナルアプリやリモートデスクトップには外付けキーボードと同じ形で届きます。
- スラッシュコマンドをワンタップで — Claude Code パッド(/clear /compact /resume /model など)と Codex パッド(/new /diff /approvals など)から、コマンドを打ち間違いなく入力できます。
- 本物のポインタが動くトラックパッド — Shizuku で仮想マウスを作り、Android 自身のマウスカーソルを動かします。1本指で移動、タップでクリック、2本指でスクロール、長押しでドラッグ。リモートデスクトップでも「ガラスの上の親指」ではなく本物のポインタで操作できます。
- 手に馴染む日本語入力 — 12キーフリックは市販キーボードを実測したキーサイズと間隔で、乗り換えても違和感がありません。変換は Mozc を端末内で動かし、打ちながらリアルタイムに予測します。
プライバシー
The KeyBoard は INTERNET 権限を持ちません。キーボードはすべての入力が通る場所だからこそ、打った内容がネットワークに出て行けない構造にしてあります。日本語変換も端末内で完結します。
こんな人に向いています
- 移動中や外出先に、スマホから Claude Code / Codex のセッションを進めたい人
- Termux や SSH クライアントで修飾キーの入力に消耗している人
- リモートデスクトップをスマホで操作するとき、ポインタ操作に困っている人
関連する読みもの
このプロダクトをつくるなかで調べたこと・考えたことを、読みものとして公開しています。
- スマホから Claude Code / Codex を動かす構成 — 外出先でセッションを進める
- Ctrl・Alt・Cmd はどう働くか — 修飾キーの仕組みと Android での扱い
- スラッシュコマンドという UI — CLI エージェント操作を速くする定型入力
- Shizuku とは何か — root 化せずにシステム権限を使う仕組み
- Mozc とは何か — Google 日本語入力の兄弟にあたるオープンソース IME
動作環境と価格
- AndroidAndroid 10 以降。トラックパッド機能のみ Shizuku を使用(任意)
- 配列Mac (US) 配列 + 日本語12キーフリック。Windows (US) 配列は今後追加予定
- 入手方法Google Play で配信中
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